腰部脊椎分離症

以下のような場合には、腰部脊椎分離症が疑われます。

小学校5年生~高校生くらいまでの成長期のお子さん

・(空手・野球・陸上・バスケ・サッカー・テニスなど)腰を捻ったり反ったりする動作の多いスポーツ時の腰の痛み

座っていても痛い

症状が強い場合は、座っていたり、前屈するだけでも腰が痛くなります。

(一方で無症状のものもあります)

先天的要因、外傷、静力学的要因(本来腰が反っているため-生理的湾曲-弱っている部分に負担がかかる)、形成不全説などがありますが、成長期に繰り返し加えられる外力によって分離が生じるとする説が有力です。

椎弓関節突起間部に分離のあるものをいい、第5腰椎、次いで第4腰椎によく見られます。

安静が基本となりますが、理学療法、体幹筋強化が基本となります。

症状の激しいときは腰部固定帯による局所の安静を図り、運動は原則禁止とします。

MRI検査などで骨癒合が図れる場合は、体幹ギブスによる固定も選択肢の一つとなります。

脊椎分離症MRI画像

上画像は小学校5年生の野球少年のMRI画像です。
本来つながっているはずの椎弓関節突起間部(赤○部分)が離れてしまっています。
野球はお休みして整形外科にも受診、硬性体幹コルセットを1年ほど着用しました。
現在は骨癒合が進んでいるようですが、野球はお休みしています。

2015年11月04日