湿布による光線過敏症に注意!!

足の捻挫で、整形外科で湿布薬が処方された

小学校6年生の男の子です。

※注意喚起のため、写真を撮らせていただきました。

ご協力ありがとうございました。

 

その湿布を2日間貼って、体育の授業でプールに入ったあと、

湿布をしていた部分がかぶれてしまいました。

これは、湿布薬剤による、光線過敏症と思われます。

(皮膚科で治療中だそうです)

痛々しくて本当にかわいそうです。

 

使った湿布は「モーラスパップ」。

ケトプロフェンという成分が使われています。

(パテル、エパテック、ミルタックスなども同じ成分の湿布です)

 

他にも光過敏症に気を付けなければいけない湿布薬や塗薬として

ジクロフェナクナトリウム、ピロキシカムなどがあります。

 

これらの湿布や塗り薬は大変効き目がよく、

病院でよく処方されるお薬ですが、

光線過敏症を発症するリスクがあります。

(発症率は数パーセントと言われており、

使用した全員が発症するわけではありません)

 

平成14年(2002年)1月
厚生労働省医薬局より注意喚起が行われています。

 

湿布を使ったあと、日光など光に当たると

その部分がかぶれてきます。

かゆみや湿疹、水膨れなどにもなり、

ひどくなると湿布を貼った場所ではないところも

かぶれる場合があります。

湿布を使ってから数週間後、数か月後でも

発症する可能性があります。

 

これらの湿布を使った後は、少なくとも4週間

紫外線を通しにくい衣服や、サポーターなどで

直接日に当たらないように気を付けなければいけません。

 

一度発症したら、今後も発症する可能性がありますので

今後湿布薬をもらうときには「光線過敏症を発症した」と

医師か薬剤師に必ず伝えてください。

 

安易に、他の家族が病院でもらった湿布を使いまわす、

というのもやめた方がいいでしょう。

 

 

すみれ薬店でお出しできる湿布や塗り薬で

第3類のサリチル酸が主成分のものは

屋外でスポーツをする方にも

光過敏症に関しては比較的安心して使っていただけます。

(接触性皮膚炎などほかの炎症を起こす可能性はあります)

 

湿布薬とはいえ医薬品には、

副作用のリスクもあることを覚えておいてください。

2019年07月02日|記事:症例|部位:ふくらはぎ・足|薬店:薬店